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2009年2月17日火曜日

e-taxで確定申告してみた

2/16に確定申告をしました。前回は仕事を休んで区役所で確定申告したんだけど、今回はe-taxの電子手続きで確定申告してみました。

そのために12月頃から前もって準備しておいたんですよ。ウソかマコトかわかりませんが、確定申告の時期になると住基カードの受付が混雑して交付に時間がかかったり、カードリーダーが売り切れになるとかならないとかという噂があって。

ま、ウソでもいいけど、そういうの面倒くさいんで、去年から住基カードを取って、カードリーダーを準備しておいたんですよ。たしか証明書付きの住基カードを作って、500+500=1000円くらいかかったかな。カードリーダーで2500円くらいだったような?

そのあたりの準備にかかったお金は、初回のみ確定申告の還付金で5000円が戻ってくるので、まぁ、便利になって損失もなければトントンでもOKかなと。

ちなみにハケンとはいってもハケン会社から雇用関係にあるので、年末調整でもOKだったんだけど、今後のことを考えてe-taxでの確定申告を選んでみた。

んー、正直、国が主導で作ったにしてはちゃんとしてる。ただ、細かいところでマニュアルが荒っぽい印象。たぶん、パソコンを初めて買ってきたお父さんとかには無理かもしれんなあ。「できるe-tax」という本とかを読めばできるかもしれないけど、自力じゃ無理かもねえ。

つか、「できる」シリーズで、そんなのあるのか?

・・・と思って調べてみたところ、そのものズバリな本はまだ出てないみたいだけど、こんな本を見つけた。それとAmazonでカードリーダーも売ってた・・・安い・・・。



e-taxに触れているのかどうか定かじゃありませんが、一緒にカードリーダーが売れているところを見ると、たぶんフォローしているんじゃないでしょうか。ホームページで申告書を作成して印刷物を提出・・・という方法もあるので定かではないんですが。

賢い申告の仕方なんかも書かれているようなので、本業以外に収入がある人なんかは、あえてこれらの書籍を買ってみてもいいかもしれませんねえ。

とりあえず、私は確定申告の送信が終わるまでに、なんだかんだで2時間くらいかかってしまいました。すでに終わっていたと思っていた初期登録ができてなかったとかなんとかで。

ひょっとすると2/16以前にいろいろ準備していたので、逆にそのせいで、本番の申告に必要な作業で抜けがあったのかもしれません。ううむ。

そういえば住基カード。人権やら個人情報保護を盾にとって区役所レベルで採用を拒否しているところがあると聞きますが、あれ、どうなんでしょうな。もちろん住基カード取得の強制はしない方がいいと思うけど、利便性を享受したい区民には迷惑を掛けているんじゃないのかなあ。

家にいながらにして各種届け出を提出できる「東京電子自治体共同運営サービス」とか、住基カードを利用した便利なシステムがあるのに、これを使わせないなんてねえ。

東京電子自治体共同運営サービス
#あ、でも、明日の朝までメンテナンスらしい。

それにしても住基カードって、どこがダメなんだろう?

だってさ。「国民総背番号制に反対!」って言いながら、年金の支払い漏れがあるのは気に入らないんでしょ?

それに健康保険証だって管理番号がついてるじゃないか。大手の企業なら社員番号で管理されてるでしょうよ。レンタルビデオの会員番号だって、○○ファンクラブの会員番号だって、全部番号で管理されてるじゃないのさ。

年金漏れの事後調査にしたって莫大な人件費をかけて、それでも解決できないワケじゃん。そうかといって「もう無理です」なんて本音を言ってやめるワケにもいかないから、やる前から無理だと分かっている仕事で、無駄に人件費がかさんでいくんだよね。

保険庁の本音を言えば「酒に酔っていてよく覚えていない。今は反省している。」的な状況なんじゃないのかと。覚えていないんではどうしようもない。国家の一組織としてありえない言い訳ですが。

そうは言っても「酔っぱらってお前が壊したウチの備品を弁償しろ!」と、商店街中の店主から詰め寄られた場合、本当に弁償しないといけない相手と、ウソをついて便乗している相手を見極めないといけない。・・・そんなの無理なんだけどね。覚えてないんだから。だからひとりひとり事情を聞いていって、事実を確認するという気の遠くなるようなことをする羽目に。

こういうのがデータベースで管理されるようになったら、年金の支給額や支給時期まで機械的に管理されるということで、うっかり受給漏れなんてことも起こりづらくなるかも知れない。もちろん、それでも特定の条件が揃ったときのバグやら、入力時点での人為的ミスは0%にはならないだろうけど。

税務処理がシステム化されることで、仕事を休まずにすみ、混雑した区役所にも行かずにすみ、しかも区役所で手続きするよりも還付時期が早まるというのはすごく魅力だと思うんだよなあ。どうなんだろう。

一方で「管理社会」と言うと抵抗感がないでもないんだけど。それでも名前だけで国民の管理をするなんて相当に無茶なんだってば。同じ地域内に同姓同名がたくさんいるんだよ。むしろ、よく今までの方法でなんとかなってきたな・・・と思うくらいだ。いや、なんともならなかったのか。年金とか。

データベースで間違いのない処理をするには「正規化」という作業が必要なんですね。特定のデータを識別するために、重複しないキーワードで管理するのは常識です。要するに「東京都」の「渋谷区」の「鈴木一郎」さんくらいの重複しそうなキーワードで管理しちゃダメってことです。

日本中にいる鈴木一郎さんが、渋谷区に大挙して引っ越してきたら一発で管理がアウトになっちゃうんだから。「○○村からきた鈴木一郎さん」なんて識別をしようにも、この村から複数の鈴木一郎さんが来ていたらアウトだ。

年金情報も含めた国民固有の情報は、国民の数だけあるんです。年金だけ背番号で管理しても、肝心の人間の方が名前でしか識別できなければ、安全に年金を渡すことなんてできやしませんよ。最終的に年金の管理番号と渡すべき本人の識別が必要なんだから。じゃないと年金窓口で本人を騙った詐欺事件が起きても仕方がなかったり、同姓同名の取り違えも起きたりするだろうと思うんだよね。

国内における自由な引っ越しと、ある程度自由な命名(名前の重複)が許されている社会の枠組みの中で、国民が受けるべき権利を名前だけで管理しろというのは無茶なんじゃないのかなあ。本当は徹底した本人確認のためにはDNA情報を管理しなきゃいけないくらいだけど、そこを「国民背番号」にしただけでも十分に妥協していると思います。個人的には。

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体調がどうにも優れないな。疲れが抜けない感じ。ブログを書いているウチに猛烈な眠気が襲ってきてね。とりあえず公開してからそのまま眠ったんですよ。

起きてみたら内容があまりにもグダグダなので編集しました。アマゾンの商品紹介なんて縦に並んでいたりしたし・・・。脈絡なんかも・・・。どうしたんだろうなあ。睡眠不足かな。

とりあえず、財務相とかやってなくてよかったなと思います。風邪薬も酒も飲んでいないのに、このていたらく・・・。

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