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2009年2月28日土曜日

たかがハケン

(昨日アップできなかった・・・orz)

ハケンを脱出しようと思っている人なので、ハケン万歳な人じゃないです。私。・・・なんですけど、いろんなところからの風当たりは確かに強いですね。ハケン。

何かってーと「ハケンなのに大丈夫なの?」とか、「ハケンなのに勇気あるねえ」とか、「ハケンっていう制度って間違ってると思う!」とか、「ハケンって何でもかんでも文句つけてるよね?」とか。

まとめて返事しよう。

知らん!

しかし、ハケン、ハケン、ハケン・・・って言われると、なんだかそれだけで人格を無視されているような気が最近するよ。日本人は○○だ・・・みたいな乱暴なまとめ方というか、そんな感じ。前にも書いたけどさ、ハケンに限らず職業というのは「服」みたいなもので、着る必要があるから着ているとか、それしか服がないから着ているとか、いろんな事情があると思うんだよね。

他人が着ている服を外野がとやかく言うな!

それを外野がどーだこーだ批判するようなこっちゃないと思いますよ。正直、テレビや新聞はいらないと思う。インターネットは?・・・というと微妙だけど。今のキーワードって言ったら、だいたい「不況」「政治不信」「ハケン」なんじゃないのかと思うけど、メディアとしての注目を集めるためにばらまいているように見える。メディアも不安産業の一種だからね。

スポーツの分野のメンタルコーチングなんかでは、事前のイメージトレーニングが重要なのは周知の事実というヤツで、できる限りポジティブなイメージを作ることは前提中の大前提。それを今、世界レベルで「ネガティブイメージトレーニング」しちゃってる感じなんだよね。

そりゃ経済アナリストに言わせれば、いろいろと小難しい論理を並べ立てて、いかに今が大変な局面でどうにもならないかを説明できるんだろう。そこから導き出される答えにはあまり意味がない。

これから始めようとしている仕事の話をしたら、いかにそれが無理であるかを数時間に渡って説明された・・・というのと同じくらいに時間も努力も無駄だと思う。うまくいかないことの証明というのは、その分野で食っている人しか救わない。要するに後から「だからうまくいくわけないって、オレは前にも説明したんだよ!」みたいな後出しじゃんけん的ずるさがそこにあるような気がするんだよなぁ。

で、ハケンだ。

ハケンにしてもさ、雇用する立場は一時要員として流動的な運用に魅力を感じていたし、ハケン側にしたって一時的な職業として魅力を感じていたわけでしょ。双方に利益があるから社会も容認していたわけだけど、それがうまくいかなくなってくると、「そもそもハケンというものは・・・」なんて論調の後出しじゃんけんをしてくる。

ハケンがいいか悪いかはともかく、そういうのずるいと思います。

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