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2009年1月9日金曜日

自分の甘さに目が覚めた日

今日は反省の日。いや、ホント、甘えていたなと反省することしきり。
大きい事業案を考えてました。店舗が必要で費用もリスクも大きい話。
まず、資金集めどうするんだよ・・・という前提から崩壊しそうな話。

人が集まれば、一人でできないこともできるんじゃないのか・・・と。
志を共有できそうな友人と語り、一緒にやっていこうということにした。
数年間の付き合いだから。そして十分に信頼できる友人だから・・・と。
そして、語り合ったことを3日がかりで計画案としてまとめた。

「資料読んだけど、これじゃ正直、この話には乗れない。」とひとこと。

「乗る乗らないの話じゃなく、一緒に現実解を考えるのがスジだろう!」
と、内心沸騰しかけたが、自分の甘さに気づいて情けなくなった。激甘だ!
新事業を作っていく上で、当たり前のことが見えなくなっていたんだ!
過剰な期待は大きな失望に直結する。しかし、彼が悪いワケじゃない。
いわば、私が勝手に信頼すべき同志だと勘違いしてしまっていたんだ。

自分で何かを作ろうとするなら、最初から他人を頼ってはいけないんだ。
まずは自分から始めないといけないという当たり前のコトを忘れていた。
「志が同じだから」なんて「お友達クラブ」じゃやっていけないだろう。
ここまで書いた文章を読み返してみても、自分の不明に情けなくなる。

だが、できることも他にあるだろう。やりたいことは他にもたくさんある。
とにかく打てる手をたくさん打っていくことしかない。打ちまくるのだ!

こんなことくらいで夢を潰してたまるか!
今、一番やってはいけないことは、やりたいことを簡単に諦めることだ。

気を取り直して、今後の戦略は次のとおり。

・大規模案1本だけでなく、中規模案(別件)、小規模案(別件)を練る。
・大中小それぞれの案について、並行してできる部分を進めていく。
・大規模案についてはすでに力のある実業家にアイデアを提供する。
  →あえて独立性は捨ててアイデアを実現化することを優先させる。
    →実業家に「頼る」のではなく「アイデア」を提供する。
  →すでに店舗などインフラが整っている実業家に対して提案する。
  →逆にアイデア勝負であれば自分でインフラ整備する必要はない。
    →アイデアの所有権をとられてしまってもまた考えればいい。
      →継続的に有効なアイデアが出せる能力が価値だから。
・中小規模案については極力経費のかからない方向性で地道に進める。
  →基本的にローリスク・ローリターンでかまわない。

資本力がなければ、自分が資本家の道具となって働けばいいだけだ。
資本家に価値を提供できないのに、最初から投資に頼るのは乞食だ。
方向性がもし間違っていなければ、必ず資本力がついてくるはずだ。
方向性が間違っているのなら、独立したって長続きはしないだろう。
ここでいう資本力とは投資してもいいと思わせる信用力や実績とか。

方針転換しよう。7月までにプロジェクトを進めることには変わらない。
これは、長い期間、結果を出せなかった自分に対するケジメだから。
遠回りだが、まずは自分のアイデアが価値に結びつくのかやってみよう。
本当に社会のためになると信じられるなら他者が実現してもいいんだ。

まず無欲で事に当たること。おそらく私にとってこれが正道なのだろう。
とりあえず、まだ1月のうちに大事な今年の目標を追加しておきたい。

「大望を抱いて無欲に徹する。」

これだ!
・・・これこそ今年に守るべき規範としたい。

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