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2009年1月2日金曜日

行き着く先

本やらウェブやらいろいろ読んでいると、行き着くキーワードがあります。

・ヴィジョンマップ(夢の宝地図)
・マインドマップ
・フォトリーディング

とりあえず、コトの是非はさておき「脳」の使い方が鍵のようです。
特にロジックではなくイメージにフォーカスを当てたことが特徴。
基本的には「イメージを与えれば脳が勝手にやってくれる」発想です。

多少、諸刃の剣のような気もしますが、なんにしても甘美な響きです。
私はこういうメソッドを読むと、実験しないでいられない性格です。
いくつか試してみました。

◆ヴィジョンマップ

これは複数の雑誌などから、自分の願望や感性に近い写真を切り抜きます。
そして、それらをA3くらいの紙にペタペタ貼っていきマップを作ります。
写真だけでなく気になるコピー(センテンス)も切り抜いて貼っていきます。
そして、そのマップを日常でよく目につくところに貼っておくだけです。

ただ、実際にやってみると予想外におもしろいのでなんとも不思議です。
多少の恥ずかしさはありますが、これはみんなでやったほうがいいです。
ちなみにいくつかのイメージは実際に叶ったので、効果ありでしょうか。
たぶん、心の準備体操ができるんじゃないかと思うんです。

実際にその場面(チャンス)になった時に、迷わず前に出て行けるように。
スポーツでのイメージトレーニングはいまや常識ですが、それと同じです。

◆マインドマップ

A3の紙の中心にテーマとなるイラストを描きます。文字だけじゃだめ。
できるだけカラフルに、見かけ上も楽しくなるように丁寧に描きます。
そこから太い枝を伸ばして、その枝の上に連想された文字を書きます。
さらにそこから連想される枝を分岐しながら描いていきます。

今、実際に試しているんですが、今ひとつ効果が出ていない感じです。
マインドマップにはいろんな意味での理解が必要だろうと思いますね。
仕事の現場では、素早く結論を出すことが求められるワケなんですよ。
しかし、マインドマップは「急ぐ」ということを捨てなければならない。

正直、マインドマップで「遊ぶ」つもりでないと意味がなさそうです。
でも、確かに「楽しむ」ことは不思議と能率があがるような気がします。
マインドマップ実践のコツは、「心の余裕を持つ」ことかも知れません。

まぁ、続けてみます。

◆フォトリーディング

これも実は挑戦しています。現状ではさほどの効果は現れていません。
やってみて思うのは、正直なところ効果測定が難しいです。
なぜかというと「潜在意識」に情報を刷り込むという手法だからです。

ただ、以前よりも広い範囲で文章の「面」を捉えられる気はします。
(↑「捉える」というのは本来のフォトリーディングではありませんが)

一字一句を味わいながら読む読書スタイルの私は、ちょっと苦労しそう。
本を読むこと自体が楽しみだと、なんだかもったいない気分になります。
相反するリーディングスタイルを確立するには時間がかかりそうです。

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これらの技術は確かに目新しく、実践するに値するものだと思います。

しかしながら、それ以上にこれらのビジネス的なうまさに脱帽です。
最初の内は口コミレベルだったものが、今では書店に本が並んでいます。
またそれらのコラボレーションによるシナジー効果も押さえていて、
フォトリーディングとマインドマップは相互に関連性があります。
どちらも売れるワケです。

踊る阿呆に観る阿呆。古今東西、賢い人は踊らせる立場にある人です。
株の分析屋のほとんどは株では儲けずに、株で儲けたい人で儲けます。
公認会計士の専門学校にいる講師が公認会計士じゃないこともザラです。

そのあたりのカラクリを横目で見ながらも、検証を継続したいと思います。

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