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2009年3月12日木曜日

好き嫌い

昔、こんなことを言われたことがあったな。「女にモテたければ自分の好みをハッキリさせておいた方がいい」とかって。その辺については私の専門じゃないので、その真偽についてはなんとも言えませんが。ただ、そう言われた当時は「好き嫌いはよくない。どんな人でも必ずいい面はあるものだ。」と、思うのが正しいことだと思ってました。

まぁ、今でも「どんな人でも必ずいい面はある」というのは本当だと思ってますが、ただ、よく考えてみれば、好みで言えば「速射砲みたいにハイスピードでしゃべり続ける人は苦手」です。常に「聞いて聞いて」光線が出ているような人。

もちろんそういう人が悪いとか言いたいワケじゃないんです。単に「スローペースな自分が飲まれっぱなしになる」のがストレスになるからです。だから、一緒にいるなら、比較的物静かで自分のペースを乱さないような人がいい。

でも、ここまで書いて気がつくのは、確かに自分の好みをハッキリさせておいた方がいい・・・というのは大事かもしれないということです。「好み」というのは「ターゲットを定める」という意味とも考えられます。そしてそのターゲットは「自分の特性」を分析して選別することが重要です。そこをよく考えずに走り始めてしまうと、うまくいったとしても自分に無理がかかってしまうのでしょう。

つまり「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」・・・ということですね。これ、仕事にも言えるんじゃないかなと思います。何か始めるなら自分が理解できることで、自分の特性や好みに合う仕事を始めたほうがいいんじゃないかなと。投資で財産を築き上げた、かのウォーレンバフェットも「自分が理解できる企業にしか投資しない」というポリシーなんだとか。

そういえば、パソコンで株取引できるようになった時、毎日株価が気になっていた時期がありました。仕事も何も手につかないほどで、今にしてみればもったいないことをしたなと思います。よく、投資をすることについて「お金に働いてもらう」なんて言う人もいますが、パソコンの前で株価とにらめっこというのは労働だと思います。神経を使ってお金を稼いでいるんだから不労所得じゃないと思うんですよ。

株価に流されないようにするためには、そこでも、よく企業を分析した上で「好き嫌い」で投資をするのがいいのかもしれません。自分が好きな会社だったら株価が下がっても、我慢して応援していられるんじゃないでしょうか。まぁ、私自身はと言えば、現在は何かと現金が大事なので投資は控えていますけど。

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