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2009年3月10日火曜日

独立と協力と依存の間

何かを始めようとする時には「一人でもやりぬく」という意志が大事だと思います。でも、一人で始めるよりも協力があった方がずっとうまくいきそうな話だってあります。しかし、協力者というありがたい存在がある時は「自分の立ち位置」を意識しないといけないように思います。つまり「協力」ありきの話になりすぎてしまうと、主体性の所在が不明確になってしまうおそれがあるからです。協力者の意見を尊重しすぎるあまり、べったりと依存体質になってしまうと、もはやそこに主体性はありません。

そういう意味では自分なりの外せないビジョンというか、柱を明確にしておく必要があるんだと思います。「この話」の中で一番大切なポイントはどこなのか?・・・全ての希望を叶えられない状況になったとしたら、どの望みを最後まで固守するのか?
そうはいってもいろいろと模索している状況の時には、「これだ!」というポイントを絞りきれないんですよね。自己弁護ではないと思うんだけど、模索中は仕方がないのかもしれません。選択肢を増やそうとして試行錯誤している状況なので。

選択肢を増やすといえば、おもしろいコラムを読みました。
相談を受けても、親身になりすぎない方がいい

この人のコラムタイトルってミョーに人生を諦めているみたいに感じるんですが、たいてい中身を読むと正論だなぁ・・・と思えるコラムが多いです。

確かに相談されると「私だったらこうするけどね」とか言いがち。でも、相談している人と自分は違う個性なんだから、実はあんまり意味がない。さらに「だったら○○に話をつけといてやるよ!」という展開にもなりがちだけど、それも余計なお世話になったりもするんだよね。親切心からのことだから断りづらいところではあるんだけど。

決断するのは相談者しかできないことで、ましてや「他人」には決断の結果の責任を取ることができないんだから、せめて一緒にしてあげられるのは選択肢を増やしてあげることくらいなんだよね。

ともかく、選択肢を増やすことがまず大事です。いろいろと。

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