今じゃ減ったんじゃないかなと思いますが、昔の小学生は宿題を忘れたりすると廊下に水の入ったバケツを持って立たされたもんです。
大人になると精神的なバケツをたくさん持つことになりますよね。「仕事」とか「責任感」とか「経済力」とか「生活」とか「プライド」とか、いろんなモノが入ったバケツ。
・・・もう、そういう執着とか、放り投げてみませんかね?
まぁ、すぐに責任感を放り出せだの、家庭を放り出せとか、そんなことは言わないんですけど、「プチ」で十分に「ラク」を体験することができると思いますよ。
たとえば、深刻な問題にならないことに限られますが、いつもの作業をちょっと手を抜いてみる。何も言わずにふらっと一人で出かけて自由を味わってみる。「あ?オレ?・・・うん、ダメ人間だよ?」と、ダメな自分を力いっぱい肯定してみるとか。
いいじゃん。ダメで。
ダメダメでも、たぶん、その人にしかできない何かがあるはずなんだと思います。それに気づくまでは、ダメダメでいいんだと思います。
かの有名な野口英世。今じゃ紙幣の顔になるくらい有名な医学者ですけどね、大成する前は学業や研究のために借りたお金を、そのまま夜遊びに注ぎ込んでパーにしちゃったダメダメ人間ですよ?
偉大な業績の裏に、そういうダメなところがあると安心しません?
ダメ要素って、人と人を近づける潤滑剤のような気がする今日この頃です。
だからいいじゃん。ダメで。
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