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2011年11月10日木曜日

育成にかける想い

私はメンタルで困っている人たちをメインにして「即戦力ITコース」という講座を開いている。このコースには私の想いを凝縮している。

今の時期は体験者も多いこともあり、改めてコースについての説明をさせていただいた。今回は趣を変えて、話をした内容をそのまま思い出して書いてみたいと思う。

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「初めまして」の方も多くいらっしゃいますので、簡単に即戦力ITコースについてお話しさせていただきたいと思います。私がこのコースを担当している松下です。よろしくお願いします。

即戦力ITコースでは「自己解決力」をキーワードにして、自ら問題点を「分析して」、それを効率的に「調査して」、それを自らの知識として「吸収する」という流れを徹底的にやっていこうと思っています。

最終的にこの講座を受けていただいて、最終的にITの業界に行くかどうか。それはあまり気にしなくてもいいのですが、「自己解決力」はどの業界に行くにしても必要な力だと思っています。

なぜなら「自己解決力」は「提案力」や「実行力」に直結することだからなんです。そして多くの企業は人材に「提案力」や「実行力」を求めています。少なくともそんな人材がいれば助かるんです。

もちろん、障害者枠ということで現実的にそこまで期待されていないかもしれません。でも「期待されないから」といって、本当は「できる」のに「できない」という常識ができあがったら悔しいじゃないですか!

仮に「実際に雇ってみたら思った以上に能力があった!」と企業に思ってもらえる人材になれば、そこから世の中が変わるかもしれません。みなさんの姿勢が社会を変えるかもしれないんです!

私はこの講座について特別な想いがあります。講師をさせていただくにあたって「メンタルの方々に講座を行うためのレクチャー」を受けました。そこで、私はどうしても納得しがたい話を聞いたんです。

「メンタルの方は自分で考えることが苦手ですので、指導員が分かりやすく準備しましょう。」
「考えなくてもいいように手順をシンプルに。複雑にならないようにしてあげてください。」

私はその方針を聞いた時に、とても頭にきたんです。やればできるかもしれないのに、どうして頭から「できない」と決めつけるのか。そんな環境を押しつけられたらできるものもできなくなりますよ!・・・って。

だから、私は絶対にそんなやりかたはしないことを心に誓ったんです。基本的に、今日、この講座を受けてくださっている方々は、本気でやろうとすれば「必ずできるようになる」と私は信じています。

人生は一度きりです。年を取って体が満足に動かなくなってから「もしかして、あの時に挑戦していれば」なんて後悔しても遅いんです。今からだって未来は変えられるんです!

自分の可能性を見限らないでください。まだ見つかっていない才能を信じてください。すこしでも心ときめく希望があれば、それを精一杯燃やしてみましょう。楽しくやっていきましょう。
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実際に話した内容はもっと長いのだが、客観的に読んでみるとちょっと・・・熱すぎる・・・かもしれない。

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