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2009年10月8日木曜日

障碍ってなんだ?

本音でたまに思うんですけどね。
障碍って一体なんなんでしょうね。
引き算で欠点を見るから、おかしなコトになるのかもしれないなと。

ヘリコプターは空を飛べるけど、海には潜れない。
これは欠点なんだろうか?

潜水艦は海に潜れるけど、空は飛べない。
これも欠点なんだろうか?

車は空を飛ぶことも、海に潜ることはできない。
これは欠点だらけなんだろうか?

そういうワケじゃないんだよね。
それぞれに活躍すべきフィールドがあったりする。
人間もそういうコトなんじゃないかなと思う。

たとえば、目の見えない人なんかではすごい人がいる。
初めての人たちとミーティングをすると、名前を覚えるのが大変。
さらに顔と名前を一致させるだけでも、実はかなり一苦労ですよ。

でも、その目の見えない人について、私が聞いた話じゃ、
・全ての人の声で名前を覚えた(当然メモはとれない)
・発言内容と発言者を全て覚えている(当然メモはとれない)
という人がいたんだそうで・・・。

もちろん、その人の猛烈な努力の賜物かもしれないけどね。
でなきゃ、生きてきた環境の中で能力が進化したんだろう。
いずれにしても「目が見えない」を補って余りある能力じゃないかな。

他には、自分の音の反射で自分の位置感覚を知る人もいるらしい。
こうなってくると、ほとんどイルカとかコウモリに近い能力だよ。
これはほとんど「超能力」といってもいいんじゃないかと思う。
真夜中に停電になったら、健常者の誰よりも有利に違いない。

もともと「何もない」というのがゼロの状態。
そこからできることを積み上げていけばいいんじゃないですかね。

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